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2021年7月3日(土)に小学校5年生に対してPython基礎コースを行いました。今回は、文字の一部の取得や文字の途中で改行、またデータ型の変換を行ったりしました。

1. 文字の一部を取得する。

文字に対して、以下のような操作を行うと、文字の一部を取得することができます。

・文字列[位置A]

   ・・・位置Aにある文字を取得

・文字列[位置A:位置B]

   ・・・位置Aから位置Bの一つ前までの範囲の文字を取得

・文字列[:位置B]

   ・・・先頭から位置Bの一つ前までの範囲の文字を取得

・文字列[位置A:]

   ・・・位置Aから末尾までの範囲の文字を取得

※プログラム内で文字を数えるときは、先頭から0,1,2,3,4・・という風に数えます。または、末尾から-1,-2,-3,-4,・・という風に数えることができます。

今回は以下のようなプログラムを作成しました。

文字wの0番目は「こ」、文字wの6番目は「私」、文字wの12の一つ前、すなわち11番目は「ン」、文字wの-3番目は「で」であるので、結果は以下のように表示されます。

2. 文字の途中で改行する。

「\n」、または「¥n」を使うと文字の途中で改行を行うことができます。

今回は以下のプログラムを作成しました。

プログラムの結果は以下の通りです。

「こんにちは。」の後に「¥n」を入れたことで、その後に続く「私はパイソンです。」は二行目に表示されたことが確認できます。

3. データ型の変換

数字を文字に変換したいとき、文字を数字に変換したい場合には以下の操作を行います。

・int(文字) ・・・文字を整数の数値に変換する。

・float(文字)・・・文字を小数点付きの数字に変換する。

・str(数字)・・・数字を文字に変換する。

※int(文字)ができるのは、文字が例えば、”1”や”1.3133″といった中身が数字のときです。

以下プログラム例です。

文字aの”100″がint(a)を行ったことで、数字に変換され、23が足されたことで123が表示されたことが確認できますね。

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